2024年に発生した窃盗事件とその手口

週800キロ納めないと,九条ねぎ216キロ盗んだ罪で男起訴。
2024/9/27 京都新聞
京野菜の「九条ねぎ」約200キロが畑から盗まれた事件で、京都地検は27日、窃盗の罪で、京都市伏見区の農業の男(27)を起訴した。起訴状などによると、8月30日午前8時ごろ〜9月1日午後7時50分ごろまでの間、京都府の畑で栽培されていた九条ねぎ216キロ(約19万円相当)を、根元から刈り取って盗んだとしている。
捜査関係者によると、男は「取引していたねぎ業者に週800キロを納めなければならなかったが、今年は雨が少なく、ねぎが育たず困っていた」と供述していたという。

 

 

収穫期を迎えたネクタリン約50個が畑から盗まれる
2024/9/13 NST新潟総合テレビ
今年8月下旬から9月上旬にかけて新潟市南区の畑でネクタリン約50個、時価にして約5000円相当が盗まれる被害がありました。この地域の別の畑では、トウモロコシ約200本盗まれる被害が発生していて、警察が関連も含めて窃盗事件として捜査を進めています。
盗難被害にあったのは新潟市南区大郷の畑で栽培されていた品種不明のネクタリン約50個(時価約5000円相当)です。畑は近くに住む70代男性が管理していて、警察によりますと、8月25日午前6時ごろに男性が畑を訪れた際には盗まれた痕跡はありませんでしたが、9月7日午後4時ごろ、別の農作業をしていたところネクタリンが盗まれていたことに気づき、警察に被害届を提出しました。

 

 

 

ブドウ畑の「シャインマスカット」が大量に盗まれる,約20万円相当被害
2024/8/15 京都新聞
滋賀県警は15日、滋賀県の農家の男性が所有するブドウ畑で、高級ブドウ「シャインマスカット」102房(20万4千円相当)が盗まれたと発表した。
窃盗事件として捜査している。
同署によると、14日午後3時20分ごろ、男性から「ブドウ畑からシャインマスカットが盗まれた」と通報があった。15日早朝に男性が畑を確認したところ、再び盗まれているのに気付き、再度通報したという。8日午後3時〜14日午後3時までの間に75房、14日午後4時〜15日午前6時半までのあいだに27房が盗まれたとみられる。

 

 

 

使われていない工場に侵入し銅線など切断、窃盗未遂容疑で44歳の男を逮捕
2024/7/31 HTB北海道ニュース

 

旭川市の使われていない工場に侵入し銅線などを盗もうとした疑いで、住所不定の44歳の男が逮捕・送検されました。
建造物侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕・送検されたのは、住所不定の容疑者(44)。警察によりますと、容疑者は去年3月、札幌市中央区の無職の容疑者(53)と共謀し、工場だった建物へ侵入し、銅線や電線を切断して盗み出そうとした疑いが持たれています。警察は認否を明らかにしていません。警察は転売目的とみて、余罪を調べています。

 

 

 

秋葉原でiPhoneなど86台盗み、当日に十数台を100万円で売り払う、容疑の中国人は否認
2024/7/26 読売新聞オンライン

 

東京・秋葉原の家電販売店からアイフォーンなどスマートフォン86台を盗んだとして、警視庁は26日、中国籍で住所・職業不詳の男(23)を窃盗と建造物侵入容疑で逮捕したと発表した。逮捕は24日。
発表によると、男は2日午前4時頃、東京都千代田区のJR秋葉原駅前の雑居ビル1階にある家電販売店に窓ガラスを割って侵入し、店内からアイフォーンなどのスマホ86台(計約800万円相当)などを盗んだ疑い。「秋葉原には行ったが侵入していない」と容疑を否認している。
男は事件当日、新宿区の買い取り店に盗んだアイフォーン十数台を持ち込み、計約100万円で売却していた。
2日午前10時頃に出勤した店員が被害に気付き110番し、店の防犯カメラ映像などから男が浮上した。

 

 

 

 

窃盗容疑で逮捕のベトナム国籍男性 不起訴処分 名古屋地検
2024/7/20 中京テレビNEWS

 

犯罪行為で得られた現金を口座から不正に引き出し盗んだとして、愛知県警と岐阜県警の合同捜査本部に逮捕されたベトナム国籍の29歳の男性について、名古屋地検は19日付で不起訴処分としました。
東京都に住むベトナム国籍の29歳の男性は、2023年5月、犯罪行為で得られた現金が口座に振り込まれたと知りながら15万円を東京都内のATMから引き出し盗んだ窃盗の疑いで、2024年2月に愛知・岐阜県警の合同捜査本部に逮捕されていました。
この男性について、名古屋地検は、19日付で不起訴処分としました。理由は明らかにしていません。

 

 

 

金属類の盗難を抑止、買い取り事業者を規制する条例が成立、千葉県
2024/7/12 チバテレ(千葉テレビ放送)

 

後を絶たない金属類の盗難を抑止するため、買い取り事業者を規制する条例が2025年1月に施行されます。
条例は、千葉県内で金属類の盗難が相次いでいることを踏まえ、盗品の売買などを防ぎ、速やかに発見することや、窃盗などの犯罪の防止を図ることを目的としています。
具体的には、電線やグレーチング、マンホールや銅製の屋根材などを「特定金属類」に分類していて、これらを扱う事業者は、営業する場合に県公安委員会の許可を受けることや、取引相手の住所、氏名、年齢を確認することなどを義務付けています。
また、条例の実効性を確保するため罰則規定を設けていて、無許可営業や不正な手段で許可を取得した場合には、1年以下の懲役、または、100万円以下の罰金が科されます。条例は、2025年1月1日に施行されます。

 

 

 

 

能登半島地震の被災地でも犯行か?空き家に侵入し約2万1000円相当の貴金属盗んだ疑いでベトナム国籍の男5人を再逮捕
2024/5/28 信越放送

 

長野市で4月、空き家に侵入し、およそ2万円相当の貴金属を盗んだとして、ベトナム国籍の男5人が再逮捕されました。5人は能登半島地震の被災地でも犯行に及んでいたとみられ、警察が余罪を調べています。

 

邸宅侵入と盗みの疑いで再逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍の男5人。調べによりますと、容疑者らは4月3日の午前3時半すぎ、長野市の空き家に侵入し、ブローチやイヤリング、ペンダントの貴金属5点、およそ2万1000円相当を盗んだ疑いが持たれています。5人は同じく4月3日に長野市内の住宅に侵入し、現金10万円と商品券などを盗んだ疑いで既に逮捕されていて、今回、再逮捕されました。
いずれも容疑を認めているということです。

 

侵入・窃盗事件を巡っては、他県でも同様の被害が相次いで発生していて、長野県警は4つの県警(新潟・富山・石川・栃木)と連携して捜査していました。
5人は能登半島地震で被災した石川県や富山県の家屋にも侵入し、盗みを繰り返していたとみられ、警察が余罪を調べています。